たれさがったコーヒー色の耳、体は、ぶちで、手足は、わりと大きく、ポテッとしてました。
イングリッシュ・スプリンガー・スパニエル、その小犬は、アガサさんといっしょに、くらすことになりました。
童話の「青い鳥」の女の子から、ミチルという名前をもらいました。
初めて来た日、ミチルは、アガサさんのくつしたや、セーターや、いろんな物をかじりました。
お気に入りのティーカップもこわしました。
でも、今は、籐のかごの中にタオルケットをしいたベットのなかで眠ってます。
今夜は、月も星も天窓から見えます。
アガサさんは、ミチルを見て、つぎに、あおむけになり、月と星の方を見ました。
笑っているように見えました。
アガサさんもにっこりして、いつのまにか眠ってしまいました。
完







